午前中、自分の担当する仕事の事もあって
阪本集落と熊野古道「横垣峠」の現場確認に。
阪本のメイン道路が思いっきり崩落しているので
軽トラで細い迂回路を走って折山神社まで。
そこから、横垣峠を見にいくのに林道を歩いていったら・・・
何ぢゃぁ~!こりゃ?!
俺の中の松田優作が思わず出てしまう程の
でっかい山崩れが目の前に。
200mぐらいにわたって、山の上の方から林道にむいて
ド~ン!と抜けてました。
おまけに、まだ山水もジャンジャン出やるし・・・
前日、区長さんから
「前回崩れた場所と違うところの山が動きやるぞ」
という情報が入っていたので
それで気になって、現場を見にいったんやけど
まさか崩れているとは。
っていうか、
あと数時間早く現場に来たったら
この中に俺が巻き込まれて埋まったったかもね!
そんな状態でしたので・・・もはやそれ以上、中に入れず。
でも、その位置と状況から推測できることは
これは横垣峠の石畳、そっくり飛んだな・・・
・・・
残念なお知らせです。
多分、世界遺産「熊野古道・伊勢路」において、
過去最大級の被害となるじゃないかい?
元に戻すのに、どんだけ、金と時間がかかるのやら。
も~、検討もつきません。
あと、横垣峠以外の阪本のことでいえば
棚田の稲が軒並み倒れてまして
地元の人曰く
「下手したら、米の収穫・・・2割ぐらいしか無いかも?」
という事で
農作物の被害もまたコレ・・・かなりの被害が出そうです。
ま~それでもね
「ま、食べる分ぐらいなんとかなるわ」
と、落胆することもなく、状況をクレバーに判断し
最後には
「ま~わざわざ見に来てくれて、ご苦労さん。
・・・で、あんた、昼飯持ったるん?」・・・と、
おにぎりを握って、俺に持たせてくれて・・・
どんだけ、エエ人等なんですか?
だから、俺の心情としては
何とかしたりたいんやよ。
何とかしたりたいんやけど~、
悲しいかな下っ端窓際職員の俺では
現場の状況を上に報告するだけで・・・
今は~これが、精一杯。
でも、それじゃ~「おにぎり」のお礼には足らないので
もう少しして、ウチの早生ミカンが穫れましたら、
コンテナに山盛り入れてもって行きますよってに。
そんな物々交換の話。
ま・・・交換するのは
ハートの部分やけどね~!
それより、ウチの畑は大丈夫なんかしら?
まだ、ちゃんとよ~見にいってないんやけど・・・
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