「ある酪農家は(牛の)最期に、
一番上等な餌を食わせて、頭をなでてやって、乳房をふいてやって、
そして
目の前で殺処分されていくんですよ!
・・・大臣、その悔しさがわかりますか?」
この件をネットのニュースで見て、今更ながら
宮崎県が「口蹄疫」でエライことになっているという
現状を認識しました。
「口蹄疫」・・・俺もよ~知らんのやけど
ネットで調べるに、牛や豚などの家畜伝染病で、
国の指定が入っているようなそれはも~厄介な病気らしい。
とにかく、感染力がえげつないらしい。
空気感染でバンバン飛んでいくらしい。
だから、病気自体では死ぬとこまでいくもんじゃないけども
一回病気になったら「商品価値が無い」というのと「2次感染の阻止」ということで、
陽性と判明次第、
殺処分・・・と法律で決まっているらしい。
そして、現在、殺処分の対象が約7万8千頭。
感染が拡大し過ぎている。
殺処分が追いつかない程に。
で、殺処分が追いつかなければ、
その分、さらに拡がる。
悪循環
で、人も場所も薬も金も、全てが足りない!
おい!どないせぇ~っちゅうんじゃい!
・・・
今、宮崎の畜産農家はそんな状況らしいです。
そこに、発生から3週間して、
途中のGWに一回、中米の旅行をはさんでから
やっと現地入りする農水大臣。
出てきた言葉が
自民党議員に対して
「会議の同席はかまんけど、発言を認めていないぞ」
「選挙前だから、しゃしゃってくんなよ」的なことやったり
「今の時点で皆さんの気持ちを聞くことができたことは
プラスだったんじゃないかというふうに思う」
という、「お前、何しに来たん?」的なことやったり。
そんな大臣を統括する総理大臣
甚大な災害が起きているから、自衛隊を派遣してくれ!
・・・という宮崎県の必死の要請に対して、出てきた言葉が
「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」
という「そら、ルーピーって言われるわ!」的なものやったり。
え~と・・・
正気ですか?
現状と対応を知れば知るほど、不憫でなりません。
っていうか、その初動対応の悪さに
もはや
人災の域のような気~すらしてきたんですけど。
この宮崎県の口蹄疫拡大。
ま、とりあえず私的には
三重県の片隅から何もしてあげれるようなこともないんやけど
せめて
しばらくの間は宮崎産の牛と豚を買うように心がけるから
宮崎県の酪農家、ガンバレ!
・・・と、世論的な面から、ささやかな応援だけはさせてもらいますよってに。
PR