ケーブルテレビで「キテレツ大百科」でも見ようとテレビをつけたら
その時間帯の番組が「妖怪人間ベム」の新しいバージョンに変わって
いたわけで・・・
コロ助で癒されようと思っていた矢先に・・・
何で、そんなオカルトちっくでエグいのを見やなアカンのぢゃい!・・・と一瞬思ったけども
ま~でもね、妖怪人間ベムも・・・そないにキライなわけじゃない。
っていうか・・・作品としては、「名作」の部類。
それがリメイクされて、今風になるとどうなるのか?
昔の作品をガチで知るからこそ、湧き出る興味。
せっかくだから、テレビと差し向かいでチェックしてみました。
感想は・・・
CGをふんだんに使っており、特に悪者妖怪の描写が
イイ仕事してます。・・・っていうか、ちょっと怖過ぎやろ。
・・・子供が見たら、軽いトラウマになるで・・・あれは。
で、話的には・・・
基本線として、人間からの妖怪人間へ対する冷たい目線は健在。
例えるなら、ベロに対して「あんな子とあそんじゃいけません!」と
とりつくしまが無いお母さん・・・的な、ね。
つまり、最新の映像技術と原作の根本にあった差別的ニュアンスが
融合した、なかなかエエ出来の作品でじゃね?
・・・大人が見ても充分耐えれると思います。
が、しかし・・・一点だけ気になる点を挙げるなら
ベム・ベラ・ベロが人間の姿でいる時の手が
普通やん!
普通に5本指やん!
普通の人間の手やん!
原作を知るものとしては、そこは・・・やはり・・・
3本指でないと!そこに妖怪人間として、人間とは異質であるという部分を
見た目で表現しておかないと!
そうしないと
「早く人間になりたい」という部分が
効いてこんのっちゃうん?・・・と、思うんですけど。
ま~でも・・・今となっては、そういった
ギリギリの表現というのがチビクロサンボ的な感じで
難しいのかもしれんけどね。
それを思うと、やはり「妖怪人間ベム」は・・・
古い方に限る!・・・コレを結論にしたいと思います。
で・・・
だから何? ・・・みたいな。
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