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少し長くなりますが・・・
今日は畑に行き早生みかんの木に肥料を撒きました。
で、その作業中、イヤなものを見てしまいました。
木の根っこのとこに野良の子猫の死骸
ま、野良なんで、こいうこともあるわいな・・・
という事ですが
体の模様を見た瞬間に
うぁ~、よりによってお前か~・・・
って言うてしもたわけで。
というのも
隣の畑の納屋に野良猫の家族が4匹いるわけで。
茶トラの母猫、それに子猫が白とキジトラと三毛の3匹。
この4匹、隣の畑の人が餌を与えているので
人には慣れこんだるわけで。
だから、俺が一人で畑で仕事をしやると
「餌くれよ」と言わんばかりに隣の畑からやっくるわけで。
その中でも特に、三毛の子猫が人なつっこく
こいつが「触ってくれよ」という感じで
ず~っと俺の後をついてまわりやったわけで。
ま、作業中はとても邪魔やったけども
心情的には、正直、まんざらでもなかった。
情が移って、も~こいつだけ家に連れて帰ったろか?
と思ったともあったけども
野良生活でも家族4匹、納屋で餌をもらいながら
暮らすほうが幸せかも・・・ということで、
そのままにしてきたったのに
久しぶりのご対面がこんなことでは・・・
流石の俺でも、ちょっと堪えたわ。
だって、2週間前は軽トラの助手席に乗せて
横でニャーニャー言うのをてがいながら
ミカンを運びやったんだから。
それを思うと
名前も知らない野良猫やけどもこのまま、
骸を野ざらしにしておくのはあまりにも不憫で
うちの畑で一番陽当たりが良く
うちの畑で一番見晴らしのイイ場所に
決してイノシシに掘り起こされぬよう
1mぐらい深~く穴を掘って
うちの畑で一番甘いミカンの木から一つ
真っ赤なミカンをちぎって添えて
最後に
「2週間見やんうちにちょっと大きなったな、お前」
と物言わぬ骸に一声かけて
ささやかながら埋葬してやりました。
ま、思いを残すと成仏できないと言いますので
この埋葬をもって気持ちに一区切りをつけますけどね・・・
現実は無慈悲。
コレ、まったくもって、その通りやね~!
愛想無いわ・・・ほんま。