最近、密かに気になっていた事。
それは
ドラマ化された「妖怪人間ベム」の事。
子供の時にみた、原作アニメが思いっきり脳に刷り込まれている
俺としては
「あの世界感を、実写化するのは無理やろ~」
というのは否めないまま
今日、初めてドラマ版を見てみました。
まず・・・
オープニングが想像以上に原作に忠実で何か好感が持てました。
あと・・・
ベラがイイ!
これも原作のイメージに忠実で
エエ感じで出てるわ、
ドSな雰囲気が。
妖怪化した時のシーンも
ベムの「ウ~、ガンダー!」の叫びが無いのがちょっとアレやけど
でも、思ったより違和感ないし
物語全体的にも、妖怪人間のバックボーンにある
「はやく人間になりたい!」的な、何か物悲しいニュアンスもあって・・・
判定!
これ思ったより・・・
有りかも!
・・・こんなん出ましたけど。
ただ、欲をいうなら
「妖怪人間ベム」の世界感を本気で表現するんやったら
ベム・ベラ・ベロは
やっぱり「3本指」にして欲しかった。
あの指の数の違いが、人間と妖怪の境であり
どんなに人間に姿を似せても、どんなに心が優しくても
「決して人間ではないんだよ」という悲しい証拠なんだから。
ま・・・差別表現と紙一重で、いまどきのテレビでは
放送するのは難しいんか?・・・やっぱり。
ということで、思ったより好印象のドラマ「妖怪人間ベム」
あとは、最終回でど~落とすか?・・・やね。
あの原作どおり
「そんなん、全然報われんやん!」という、どうしようもない終わり方を
そのまま放り込んできたら・・・下手したら名作になるかも。
以上、妖怪人間ベムが大好物な36歳による実写版ドラマの考察でした。
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